ブリティッシュ・ラグジュアリースポーツカー及びスーパーカー・メーカーであるマクラーレン・オートモーティブは、ニューモデルMcLaren 720S Spiderへのお客様からの注目が飛躍的に高まる中、ジュネーブモーターショーで、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)の芸術的技巧とデザインの巧妙さを紹介しました。このようなビスポーク仕様は、MSOビスポークのオーダーによって可能となります。
MSOによるMcLaren 720S Spiderでは、スーパーシリーズの新しいコンバーチブルの先進的なエアロダイナミクス性能が、空力設計の各エレメントに鮮やかなカラーを配することにより強調されています。それぞれの空力設計要素のアクセントには、セルリアン・ブルー、McLaren 720S GT3でも使われていたバートン・ブルー、そして、アビス・ブラックという、MSOの3つのメタリック・ペイントがバランスよく融合されています。コリオリと名付けられた革新的なトライトーン(3色のペイント仕上げ)は、2年前にMSOがジュネーブで初めて公開したMcLaren 720S Velocityで採用された技術をさらに発展させたものです。このMcLaren 720S Velocityでは2色のレッドの色合いがCoupeのスポーティーさを表現していましたが、Spiderにおける今回の新しい試みでは、スーパーシリーズのコンバーチブルをより繊細に強調しています。
マクラーレン・オートモーティブ MSOチーフデザイナーのダリル・スクリーヴェン(Darryl Scriven)は次のように述べています。
「エアロダイナミクスにおけるイノベーションは、720S Spiderを語る際に欠かせない要素となっています。車上を通過する空気の流れを管理するということは、車両が実際にどのように『呼吸』するのかを管理するということです。そして、このハードルの高い課題に挑んだ結果を強調するために、このような新しいペイント・デザインを採用しました。まさに自然なアプローチと言うことができます。このマシンでは、芸術性とエアロダイナミクスの科学が真の意味で融合しているのです。」
MSOマネージング・ディレクターのアンサー・アリ(Ansar Ali)は次のように述べています。
「私たちは、720S Spider by MSOに洗練されたスタイリッシュな感覚を宿らせ、その比類なき性能を補完したいと考え、そしてそれをやり遂げたと感じています。これは、MSOが持つ多様な技術力と職人技へのこだわりが、マシンの個性に巧妙な変化をつけていることを完璧に証明しています。私たちはどのようなお客様であっても、お客様が楽しんでいただけるように、マクラーレンのマシンを作り上げるための新たな手法を絶えず模索しているのです。」
2017年のジュネーブ国際モーターショーでデビューを飾って以来、720S Coupeのデザインは「アイ・ソケット」型のフロント・エアインテークと、空気をサイドのラジエーターに送るダブルスキンのディヘドラル・ドアに代表される革新的なエアロダイナミクスによってい称賛を受けてきました。
McLaren 720S SpiderではCoupeのエアロダイナミクス性能にワンピースのリトラクタブル・ハード・トップとガラス張りのフライング・バットレスが継ぎ目なく融合しています。軽量のプロアクティブ・シャシー・コントロールⅡと最高出力720PSの4.0リッターV8ツインターボ・エンジンを備えた720S Spiderは、マクラーレン史上もっとも完成度の高いコンバーチブルタイプのスーパーカーであり、今回のMSOによるビスポークはその性能にマッチするビジュアルにおけるイノベーションなのです。
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